お疲れ顔の原因?まぶたのくすみをクリアにして澄んだ目元へ

マスクをしていると目立つ“まぶたのくすみ”。今回はまぶたのくすみのケア方法や、メイクアップ方法をご紹介します。

マスク生活が長引いていることから、顔の印象を左右する目元に注目が集まっています。
これまで以上にアイメイクを楽しむ方もいれば、まぶたや目尻などのエイジングケアに力を入れはじめたという方も多いと思います。

ケアを続けるなかで何より気になるのは、まぶたのくすみではないでしょうか。

茶色っぽくくすんだまぶたはアイシャドウがきれいに発色しないだけでなく、疲れているように思われたり、実年齢よりも年上の印象を与えてしまったりすることがあるため、しっかりとケアして予防したいところです。

そこで今回は、まぶたのくすみの原因と予防方法、くすみを目立たなくするメイクなどをご紹介します。


まぶたが“くすんでしまう”のはなぜ?

まぶたのくすみには大きく分けて3つの原因があります。

乾燥によるまぶたのくすみ

まぶたを含めた目の周りは顔の中でも特に皮膚が薄く、皮脂腺も少ないことからひときわ乾燥しやすいパーツのひとつです。
お肌はうるおい不足になるとハリやツヤが失われ、キメも乱れがちになるため、その結果、くすんで見えてしまいます。


色素沈着によるまぶたのくすみ

お肌への摩擦や紫外線ダメージといった外部からのさまざまな刺激により、過剰に生成されたメラニン色素がターンオーバーにより正常に排出されず、お肌に滞留してしまうことを「色素沈着」といいます。

お肌が乾燥すると、メラニンの排出を促すターンオーバーが乱れるため、色素沈着が起こりやすくなります。


血行不良によるまぶたのくすみ

パソコンやスマートフォンなどを長時間使用して目が疲れると、目元の血流が悪くなります。

血流が悪くなると血色も悪くなるため、皮膚の薄いまぶたから透けるとくすんで見えてしまいます。


まぶたをケアしてくすみを予防

では、まぶたのくすみを予防するにはどのようなことに気をつければよいのでしょうか。

【保湿でお肌をたっぷりうるおす】

乾燥によるくすみの予防には、うるおいをたっぷり与えてお肌を整えることが大切です。
毎日のお手入れに保湿効果の高いスキンケアアイテムを取り入れ、お肌に油分と水分の両方を補ってすみずみまで保湿しましょう。

お風呂上りや洗顔の後は乾燥しやすいので、できるだけ早く保湿することが大切です。

また、目元にアイクリームをプラスしたり、特に乾燥が気になるところには重ね塗りしたりするのもおすすめです。


<みずみずしくなめらかなテクスチャーのジェルクリーム>

素肌にすっとなじみ、角層まで浸透した高機能美容成分を逃さないよう、オイルヴェールのモイストラッピング効果でお肌を包み込むことで、うるおいを長時間キープ。


【摩擦によるお肌への刺激を避ける】

色素沈着につながるまぶたへの摩擦は、スキンケアやメイクなどのいろいろな場面で起こる可能性があります。

1.アイシャドウ

アイシャドウをはじめ、アイメイク用のチップやブラシなどがまぶたへの刺激になってしまう場合があります。
なるべくお肌に負担をかけないような、やさしい肌触りや毛並みのものを選びましょう。


2.ビューラー

ビューラーでまつげをカールアップする際に力を入れすぎたり、まぶたそのものをはさんで傷めたりするとまぶたを痛めるだけでなく、色素沈着の要因にもつながりますので、軽くはさんで少しずつカールさせるよう注意しましょう。


3.クレンジング

摩擦で特に気をつけたいのがクレンジングです。
強い力でまぶたをこすってしまう、タオルでゴシゴシ拭いてしまうといった摩擦がメラニン色素の生成を促してしまうからです。

特に夏場は、ウォータープルーフといった汗や水に強いアイメイクをする方も多いと思います。

このようなアイシャドウやアイライン、マスカラは、普段のクレンジングで強くこすって落とそうとするのではなく、ポイントメイクアップリムーバーをたっぷり含ませたコットンなどを使い、目元に軽くあててメイクとなじませてからやさしくふき取ってください。

その後、顔全体にクレンジングをしっかりなじませてから、やさしく撫でるように洗い流してください。

洗顔はよく泡立てることが大切です。
泡立てネットを使用して、ふわふわの泡で洗顔するなどして摩擦を防いでやさしく汚れを落とすことを意識してみてください。
また、お肌に触れる回数を減らすことは摩擦を減らすことにつながるので、ダブル洗顔不要のクレンジングを使用するのもおすすめです。


厚みのあるクッションオイルで摩擦を防ぐ、バームタイプのクレンジング

手に取るととろけるようなテクスチャーでメイクになじみ、お肌への摩擦をやわらげていたわりながら、ウォータープルーフのマスカラや毛穴汚れ、古い角質まですっきり落とします。

クレンジングと洗顔が1アイテムで叶う、W洗顔不要のクレンジングのため、お肌への摩擦を減らすことができます。


【しっかりと紫外線対策をする】

紫外線を浴びると、お肌を守ろうとメラニン色素が生成されます。
日焼け止めの使用や日傘などで紫外線を直接浴びないよう対策をし、さらに美白ケアアイテムを取り入れましょう。


<メラニンの排出が滞り発生する“滞留ジミ”にアプローチする美白※美容液>

植物由来の美白有効成分がメラニンの生成をおさえてシミ・そばかすを防ぎ、うるおいに満ちた明るく澄んだお肌に導きます。

※有効成分エラグ酸配合。メラニンの生成を抑え日やけによるシミ・そばかすを防ぐこと


【蒸しタオルで血行促進】

蒸しタオル(ホットタオル)で、目元をふんわり温めるのもおすすめです。
ラップで包んだ濡れタオルを電子レンジで40秒から1分程度温め、タオルをまぶたから額にかけて30秒から1分程度のせてください。

※熱くなりすぎないよう注意が必要です。


【目元のエクササイズを取り入れる】

さらに血行促進のため、目のエクササイズを日課に加えてみましょう。

1.まぶたをぎゅっと強く閉じて5秒間キープします。
2.次に思いっきり目を開け、また5秒間キープします。
3.それぞれ5回ずつ繰り返しましょう。

取り入れられそうな習慣やケア方法はありましたか。
今すぐ簡単にできるものばかりなので、ぜひ試してみてください。


くすみを目立たなくするおすすめメイク

いつものメイクにひと手間プラスするだけで、まぶたのくすみが目立ちにくくなるポイントもご紹介します。

くすみを隠すために化粧下地やパウダーをつい重ね塗りしがちですが、瞬きを繰り返すなど動きの多いまぶたでは厚塗りメイクはよれやすくなり、夕方になると崩れてしまう可能性が高くなります。

くすみを感じさせないまぶたを目指すには、ファンデーションを塗る前にまずはコンシーラーでくすみをカバーすることが大切です。


【コンシーラーの使い方】

コンシーラーは、トーンアップが期待できるオレンジ系がおすすめです。

1.スキンケア後、または下地をのばした後に、ブラシやチップなどに少量のコンシーラーを取って目頭・まぶたの中央・目じりの3点にのせ、力が入りにくい薬指などでトントンと軽く押さえながらぼかすようになじませます。

2.なじませたら、ムラが残らないようスポンジなどでやさしく押さえます。強く押し付けるとせっかくのコンシーラーが取れてしまうので、注意が必要です。

3.その上からパウダーファンデーションを薄く重ねると、素肌感のある自然なベースメイクに近づけます。


【アイシャドウの使い方】

パールベージュのアイシャドウをベースに、くすみやすい目元に明るさを与える「オレンジ系のブラウン」をプラスするのがおすすめです。
アイシャドウベースをアイホール全体に伸ばしておけば、アイシャドウがより美しく発色します。

1.アイホール全体に、まずパールベージュのアイシャドウを広げます。パールをプラスすることで、目元に立体感が生まれます。

2.次に、オレンジ系ブラウンのアイシャドウを二重幅に塗ります。
くすみを飛ばして顔色をより明るく見せたいなら、オレンジの発色が強いものを使ってみてください。

3.最後に、まぶたの際にブラウンを極細く重ねます。
まぶたのくすみをカバーしながら、腫れぼったくならない上品な目元が演出できます。

コンシーラー、ファンデーション、アイシャドウともにそれぞれ薄くのばし、重ねて仕上げることがポイントです。


明るく澄んだ目元のために

くすみケアは摩擦や紫外線、日常生活のあちこちに見られる何気ないしぐさに気をつけながら、まぶたにたっぷりとうるおいを与え、いたわることが大切です。

くすみからくるお疲れ顔を卒業して、クリアなまぶたで澄んだ目元を目指しましょう。

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