目次
ケアする前に。ほうれい線ができる原因を知ろう
気になる肌悩みとして挙げられることの多い、ほうれい線。
どのようにケアすれば、ほうれい線を予防できるのでしょうか?
まずはほうれい線のできる原因を知り、そのケア方法を探ります。
原因1 コラーゲン、エラスチンの減少による皮膚のたるみ
ほうれい線はシワと異なり元々顔に存在するのですが、加齢や紫外線の影響によりお肌のハリを保つ肌内部のコラーゲン線維とエラスチン線維が減少することによって、ほうれい線が目立つようになります。
そしてコラーゲン繊維やエラスチン繊維は紫外線によってダメージを受けやすいため、紫外線対策を心がけることが大切です。
また、お肌の乾燥は紫外線にコラーゲン繊維やエラスチン繊維へのダメージを高めるため、保湿ケアを意識することが大切になります。
シワのできる原因とお手入れ方法
シワのできる原因とお手入れ方法についてご紹介します
原因2 乾燥により深くなるほうれい線
お肌が乾燥したまま会話をしていると口周りが動き、ほうれい線が深く刻まれやすくなります。
またほうれい線は保湿し忘れやすい部分ですので、きちんと丁寧に保湿ケア、部分ケアすることが大切になります。
原因3 表情筋の衰え
ほうれい線ができやすい人の特徴は、無表情でいることが多い人です。
あまり笑わなかったり、口を動かす回数が少なかったりすると、表情筋が固まるだけでなく筋肉が衰えていきます。
そして表情筋が衰えていくことで、頬の脂肪を支えている皮膚が重力で垂れ下がり、ほうれい線ができてしまいます。
つまり表情筋を鍛えるケアが大切になるということですね。
これらのことを踏まえて、美容グッズを使わずおうちで簡単にできるほうれい線ケアをご紹介します。
今日からできるほうれい線ケア3か条
今からお伝えする3つのほうれい線ケアは、すぐにできる簡単なケア方法なのでぜひコラムを読みながら実践してみてください。
保湿しながらほうれい線ケア
毎日のスキンケアでほうれい線を保湿する時、どのようにしていますか?
ほうれい線をきちんと保湿するには、中指で小鼻から口周りを抑えるようにすることがポイントです。
またほうれい線やたるみなどのエイジングサインの気になる頬~フェイスラインを上に軽く引き上げながら、優しく抑えてハンドプレスすることで、保湿しながらほうれい線ケアもできます。
美顔器を使いながらスキンケアをする場合も、軽く引き上げるように意識してみてください。
この時、引き上げる力が強いとお肌に負担がかかるので、優しく抑えるように注意してくださいね。
それでも乾燥しやすいという方はクリームを多めに重ねづけする、美容オイルで部分ケアするなど、水分だけでなく油分もしっかり与えることをオススメします。
水分と油分のバランスが整い保湿されることで、お肌がうるおいに満ちハリ感がもたらされます。
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表情筋ストレッチでリフトアップ
最近はマスクをしていて口を動かす回数が減っていることから、表情筋が凝り固まっている人も多いのではないでしょうか?
表情筋を意識的にストレッチすることで、フェイスラインやたるみをリフトアップし、ほうれい線が予防できます。
1頬を思いきり膨らませ、筋肉を刺激します。
2顔を上に上げ、舌を大きく出し入れします。
これを1日5セット、毎日することで少しずつ効果がでてきます。
さらに口を大きく動かす口角ストレッチをプラスするのもオススメです。
1「あー」と言いながら顎を意識し大きく口を開け、10秒間キープします。
2「いー」と言いながら頬骨が上に上がるよう笑顔を意識し、10秒間キープします。
3「うー」と言いながら口をすぼめて、10秒間キープします。
これを1日15セット行います。すると口角が上がり二重顎の防止にも繋がるので、ほうれい線以外のお悩みをお持ちの方にもオススメです。
耳つぼマッサージでたるみ予防
耳は身体中のツボが集まっている部分です。
顔のたるみにも効果的なツボが耳にあるので、そこを刺激することで、たるみ予防へと繋がります。
そこで1日1分程度でできる簡単な耳つぼマッサージをご紹介します。
1親指と人差し指で両耳を軽くつまみ、上下横にそれぞれ5秒間軽く引っぱります。
2耳を軽く横に引っぱりながら、後ろ方向に5回、ゆっくりと回します。
3耳を包むように折り曲げて、5秒間キープします。
4手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向へ円を描くようにゆっくりと回します。
これを毎日1日5セット行うことでツボが刺激され、たるみ予防に効果的です。
また「顔も体もハリ感あふれる肌に」のコラムでもご紹介しているように、猫背やうつむき加減になるなど姿勢が悪いと、顔だけでなく全身のたるみへと繋がります。
そのため正しい姿勢を心がけるようにしてみてください。
顔も体もハリ感あふれる肌に
誰でも簡単にできる、ハリ感あふれるボディへ導く方法をご紹介します。
自分らしい素肌を
今回ご紹介したほうれい線ケア3つは、家事や仕事、学校のすきま時間にもできる簡単なケア方法です。
無理することなく試しやすいため、ぜひ毎日の生活に取り入れて、自分らしい素肌を慈しみませんか?
ほうれい線だけでなく、クマ・ハリ不足などのエイジングサインが気になる方は是非、こちらの記事もチェックしてみてください。
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