すっきりボディ

セルライトができる原因を知って、しっかりボディケア

太ももやお尻につきやすいセルライトの予防法とケア方法をご紹介します。

セルライトってなに?【4つのタイプと原因】

お尻や太ももに、脂肪の塊のような凸凹を見かけたことはありませんか?このような凹凸のある皮膚の状態をセルライトといいます。
このセルライトの正体は、血液やリンパの流れが悪くなることで、排出できなくなった老廃物や余分な水分が脂肪細胞にくっついて大きく固くなったものです。

セルライトはお尻や太ももの裏にとくにできやすく、そのほかにもお腹や二の腕などにも多く見られます。太ももなどの下半身にできやすい理由は、むくみやすいことが影響しています。

また男性と比べると女性にセルライトが多くみられる理由として、女性の方が皮下脂肪がつきやすいことが挙げられます。また女性の皮膚は男性に比べると薄いためにセルライトが目立ちやすいといった特徴もあります。

そしてセルライトにより血管が圧迫され血行が悪化することで、冷えやむくみがさらに酷くなり、代謝が低下するなどのデメリットにもつながります。

そこでセルライトの予防法をご紹介する前に、まずはセルライトのタイプについてチェックしてみましょう。


「脂肪型」

ほとんどの人がこのタイプに当てはまります。運動不足やカロリーの高い食生活、代謝の低下などが原因で脂肪細胞が大きくなり、皮膚を持ち上げてボコボコとした状態をつくります。


「むくみ型」

血液やリンパの流れが悪くなり排出できなかった老廃物や水分が蓄積し、脂肪細胞にくっついて肥大化することが原因で、セルライトの症状を引き起こすタイプです。冷え性でむくみやすい人に多く見られます。


「線維型」

長期間セルライトを放置したことが原因で、線維化が進んでしまった状態です。脂肪細胞の周りにコラーゲン繊維が絡みつき、固い結合組織となって皮膚の凸凹を作りセルライトが肥大化します。


「筋肉」が原因のセルライト

皮下脂肪が筋肉の上についてできるセルライトです。長期間、運動をしてきたアスリートなどが運動をやめた後に、ふくらはぎなどにできることがあります。

あなたのセルライトはどのタイプだったでしょうか?次はセルライトがどのレベルまで進んでいるかをセルフチェックしてみましょう。


太もも・おしり・二の腕【全身をセルフチェック】

お尻のセルライトを気にする様子

あなたのセルライトはどの段階にあるのでしょうか?
セルライトができやすい下半身を中心に、全身をセルフチェックしてみましょう。


〈第1段階〉
皮膚を両手で囲むようにすると、細かい凸凹ができる場合は、まだセルライトが肌の表面に現れていない初期段階です。

〈第2段階〉
何もせず立った状態で、肌の表面に凸凹ができる場合は、脂肪細胞がセルライト化してきています。

〈第3段階〉
凸凹が大きくなり、寝た状態でも肌の表面が凸凹していて押すと痛い場合は、セルライト化が進行している状態です。

あなたはどの段階に当てはまりましたか?
セルライトが深刻化する前に、早めに予防とケアをすることがおすすめです。
次からはセルライト対策を紹介するので、ぜひ実践してみてください。


今日からできる予防とケア方法

ふくらはぎをマッサージする女性

セルライト対策の方法を4つご紹介します。毎日の生活習慣に取り入れやすいものですので是非実践してみてください。

セルライトの予防やケアには体質改善が必要です。体質を変えることで、健康な体作りにも役立ちます。


生活の中に運動を取り入れる

セルライトの大きな原因は肥大化した皮下脂肪です。
太り気味の人は肥満を解消し、太っていないのにセルライトがある人は、筋力をアップさせて余分な脂肪を減らしましょう。

ダイエットの基本は食事と運動です。セルライトができやすい太もも、お腹やお尻など部分的に痩せることは難しいため全身の脂肪を減らすことが、セルライトを落とす方法につながります。

運動がなかなかできない人は、通勤・通学、子供の送り迎え、買い物などの際に1駅分歩いてみたり、朝にウォーキングをしたりしてこれまでよりも日常生活の運動量を増やすことから始めてみるのもおすすめです。

またダイエットといえば有酸素運動をイメージしますが、有酸素運動の前に脂肪燃焼のため筋トレをすることもポイントになります。筋トレ時に分泌されるホルモン類は、基礎代謝の上昇や脂肪細胞の分解といった働きがあります。

先に筋トレを行いホルモン類が分泌された状態で、有酸素運動に切り替えることで、脂肪燃焼効果が高まります。
ウォーキングなどの有酸素運動の前に、スクワットなどの軽い筋トレをぜひ取り入れてみてください。


食事の改善

ダイエットに関係するもうひとつのポイントが食事です。
筋肉を落とさずに脂肪を減らす効果的な方法は、糖質の摂取量を減らすことです。

カロリーの方が気になりがちですが、ご飯1杯の糖質量は55gもあるため、炭水化物などの糖質の多い食べ物にも気を配るようにしてみてください。
糖質摂取量を減らせば、体内ではエネルギー不足を補うため、蓄積されている脂肪を燃焼するため、セルライトにも効果が現れます。

糖質量を意識した食事を心がけてみてください。ただ、低糖質につながる可能性があるため、極端な糖質制限は避けバランスの取れた食事を大切にしましょう。


リンパの流れをよくする

リンパの滞りが原因で老廃物や余分な水分がスムーズに流れずに溜まると、むくみや冷えが生じてセルライトのもとになる脂肪がつきやすくなります。

軽い運動やストレッチを取り入れるほかに、リンパの流れをよくするマッサージを生活習慣に取り入れてみてください。
新陳代謝が促されて老廃物が溜まりにくくなり、冷えやむくみが改善されれば、セルライトもできにくくなります。


セルライト予防におすすめ<リンパマッサージ方法>

1膝の裏にあるリンパ節が集中している部分を押して刺激します。
2太もも裏は内側から外側へ向かってリンパを流します。
3足のつけ根部分にあるリンパ節を押して刺激します。
4足の前側部分は足先から膝へ、膝からリンパ節へ向かってマッサージします。
むくみやすい足のすねは、部分的に下から上へマッサージしリンパを流します。

このようにマッサージをする際には肌への負担となる摩擦を避けるためにも、肌のすべりをよくするアイテムを使うのがおすすめです。

むくみについて詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ。


セルライトのないすっきりとしたボディに

パンプスを履いた脚

セルライトは主に脂肪が原因です。脂肪が肥大化したり、脂肪に老廃物や繊維組織がくっついたりして固くなり、肌の表面に凸凹した状態になって現れます。
セルライトができるのを予防し改善するためには、脂肪を減らすことが効果的です。

1生活習慣を見直して、運動や食事でダイエットをする。
2むくみや冷えを改善して老廃物をためないよう、マッサージを取り入れる。

この2点を意識し、セルライトのないすっきりとしたボディを目指しましょう。

こちらの記事に関連する商品はこちら

  • ボディミルク

こちらの記事も読まれています

  • BEAUTY TIPS
    2024/12/01  2024/12/02
    乾燥肌のための毛穴ケア講座
    毛穴の目立たないお肌を目指すための、乾燥肌向け毛穴のケア方法をご紹介します。
  • BEAUTY TIPS
    2024/11/25  2024/11/29
    冬のお肌の乾燥を防ぐためには?冬にお肌が乾燥してしまう原因とその対処方法を伝授
    冬になるとお肌の乾燥など、お肌のトラブルに悩まされる方も多いのではないでしょうか?今回は冬の乾燥に立ち向かう対処法をご紹介します。
  • BEAUTY TIPS
    2024/11/02  2024/11/29
    お肌のごわつきはなぜ起きる?原因とケア方法をご紹介
    お肌のごわつきが起こる原因、そしてごわつきをケアするための方法をご紹介します。