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手の乾燥・手荒れが気になる。これからの季節に知っておきたいハンドケアのポイント

手が乾燥しやすい理由と、秋冬を迎える前に知っておきたい、乾燥を防ぐハンドケア方法をご紹介します。

乾燥の季節が到来、乾燥&手荒れを防いで美しい手を目指すには?

人の視線が集まりやすい手は、乾燥しやすく、体の中でも特に年齢が現れやすいパーツです。そのため、手が乾燥してカサカサしていると、老けた印象を与えてしまいます。
美しい状態をキープして、若々しい印象を与えるためにも、毎日のお手入れがとても大切です。

今回は手が乾燥しやすい理由と、秋冬を迎える前に知っておきたい、乾燥を防ぐハンドケア方法をご紹介します。


手はとてもデリケート。乾燥しやすい原因は手肌の構造にあります。

私達が日々酷使している手ですが、実はとてもデリケートなパーツであることをご存知でしょうか?

お肌の表面には皮脂腺から分泌された皮脂と汗腺から分泌された汗などが混じりあってできた皮脂膜に覆われていることで、水分蒸発を防ぎ、乾燥などの外部刺激からお肌を守っています。
しかし、手は皮脂腺が少ないため、皮脂膜が薄くなっています。

掃除、洗濯、食事作りなどで水に触れやすい手肌。最近では衛生面への配慮から手洗いやアルコール消毒の頻度が高くなりました。
元々バリア機能が低くデリケートな手は、頻繁に水やアルコールに触れることで、皮脂膜がどんどん失われてしまいます。
皮脂膜が失われた手は水分が蒸発しやすい状態となり乾燥を引き起こします。そして、バリア機能が低下した手肌に、さまざまな刺激が加わることで、手荒れなどの肌トラブルの原因となります。

最近の研究では、手の乾燥にはバリア機能だけでなく皮膚常在菌も関わっていると言われています。菌と聞くと、腸内環境を整えるものと思われる方もいるかもしれませんが、実は私達のお肌にも菌は生息しているのです。
これは皮膚常在菌と言われており、表皮ブドウ球菌、アクネ菌や黄色ブドウ球菌などがあります。皮膚常在菌は「美肌菌」「悪玉菌」「日和見菌」と大きく3つに分けられます。

美肌菌は、その名の通り美しくすこやかなお肌を保つための菌です。悪玉菌は増えすぎると乾燥・炎症・かゆみなどの肌トラブルを引き起こします。

日和見菌は良い働きも悪い働きもする菌です。普段は美肌菌と同じくうるおいを保つなどの良い働きをしていますが、皮膚常在菌のバランスが崩れると増殖し、ニキビなどの原因となります。

皮膚常在菌のバランスが崩れてしまうと悪玉菌の異常繁殖を引き起こし、肌トラブルの原因ともなります。
悪玉菌のみを殺菌することはできないため、皮膚常在菌がバランスよく生息している状態を保つことが乾燥や手荒れのない美しい手を保つためには大切です。


手肌のケアにはハンドクリーム。より効果的に使うためには?

手肌の乾燥対策の必需品、ハンドクリームの使用方法とマッサージ方法についてご紹介します。

乾燥が気になるときや手を濡らしたあとは必ずハンドクリームを付けましょう

乾燥が気になった際にすぐに保湿が出来るようハンドクリームは常備しておきましょう。

手を洗った後、家事の後や消毒を行った後は必ずハンドクリームを塗りましょう。皮脂膜の変わりとなり、手肌をうるおいのヴェールで包むことができます。

うっかり忘れがちなのがお風呂上がりのケア。お湯に浸かった後は、顔やボディだけでなく、手も乾燥状態です。保湿を忘れずに行うことが大切です。

自宅用はしっとり高保湿タイプ、手肌のべたつきが気になる職場ではさっぱりしたタイプなど、用途に応じて使い分けるのもおすすめです。

ふっくらとしたハリのある手肌に導く、スキンケア発想のハンドクリーム

乾燥が気になる手肌のケアにおすすめなのが、ララヴィのモイスチュアライジング ハンドクリーム。
植物由来の美容オイルと高機能美容成分が、乾燥によって荒れがちな手肌の悩みにアプローチします。

ハンドクリームを塗る際は同時にマッサージを

ハンドクリームを塗る際にはマッサージを同時に行うと、丁寧に塗り広げられるだけでなく血行促進にも繋がります。

以下の手順でマッサージを行ってみてください。

  1. ハンドクリームを手の平に取り、手の平全体で回転させるようにして広げます。
  2. 指のつけ根の関節から指先に向かって、親指で小さい円を描きながらマッサージします。
  3. 指の間(水かき部分)親指で約3秒間押します。
    ここには合谷(ごうこく)というツボがあり、目の疲れや肩こりにアプローチします。
  4. 手の平を親指で押します。母指球(親指の付け根のふくらんだ部分)からはじめて、円を描くようにして全体を押していきます。
  5. 両手を組みゆっくりギューッと5秒間握ります。

 ハンドマッサージを行うことで心身ともに緊張をほぐし、ストレスを解消してリラックス効果も。
是非、日々のハンドケアに取り入れてみてください。

乾燥から守るための工夫は?

手肌を乾燥から守るための日常生活の工夫をご紹介します。

紫外線対策をしっかりと行う

紫外線対策は顔だけでなく手肌にもしっかり行うことが大切です。外出時には必ずUVケアを行いましょう。

手の甲や指は塗り忘れが多い場所なので、丁寧に塗るよう心掛けましょう。手のシミ予防に繋がります。
UVカット効果のある手袋を着けることもおすすめです。

水仕事をする際にはゴム手袋をつける

お風呂を洗う時、食器を洗う時は、ゴム手袋を着けるように心掛けましょう。
ゴム手袋を活用することで水やお湯、洗剤から手肌を守ることができます。

生活習慣を整え、皮膚常在菌のバランスを整える。

「手は、実はとてもデリケートなパーツ。乾燥しやすい原因は手肌の構造にあります」の章で、皮膚常在菌のバランスが良好に保たれていることが、すこやかな手肌を保つためには重要であるとご紹介しました。

皮膚常在菌のバランスを良好に保つためには、保湿や紫外線対策、お肌をゴシゴシ洗いすぎない、といったケアとともに、バランスの良い食事や、熟睡できるよう睡眠に気を配ったりなど、生活習慣の改善が大切と言われています。


手肌の乾燥や荒れに繋がるNG習慣

次に手の乾燥や手荒れに繋がるNG習慣を紹介します。

手洗い後、ハンカチを使わず自然乾燥する&ハンドドライヤーを使う

手洗い後、水に濡れた手をそのままにしていると、乾く際にお肌のうるおいまで同時に蒸発してしまうため乾燥に繋がります。

また、便利なハンドドライヤーも、強力な温風が手に当たることにより、手肌を乾燥させてしまいます。
ハンカチやタオルを持ち歩き、水気をやさしく拭き取るよう心掛けましょう。

ゴシゴシ手を洗いすぎる

強い力でゴシゴシと手洗いをするのも手の乾燥・手荒れに繋がります。摩擦により、デリケートな手肌が傷ついてしまうことがあるからです。
きちんと泡立てて摩擦を軽減させた上で、力を入れず優しく洗いましょう。

ハンドソープによる乾燥・手荒れが気になる方は、保湿成分が配合された、うるおいタイプのハンドソープを使用することもおすすめです。

洗い流した後もうるおいが長続きするハンドソープ

うるおいタイプのハンドソープをお探しの方におすすめなのが、ララヴィのモイスチュアライジング ハンドソープ。
ロングラスティング保湿効果のある機能成分がお肌にピタッと密着し、洗い流した後もうるおいを保ちます。


年齢が現れるって本当?年齢による変化について

手は年齢が現れやすいパーツと言われています。
その原因は、乾燥や紫外線による影響を長年受けたダメージが現れてしまうこと、年齢によるターンオーバーの遅れにより、シミが排出されなくなり定着してしまうことなどが挙げられます。

また年齢を重ね、血行不良が続くことも「老け手」の原因と言われています。手は体の末端にあるため、血行不良を引き起こしやすい部分です。血行不良が続くと手肌のターンオーバーが乱れ、くすみ・シミ・シワ・乾燥などの症状が現れます。

顔と違いメイクでカバーすることが難しいため、ハンドマッサージをすることで血行を促進させることが大切です。

保湿・紫外線対策等のハンドケアも行い、ハリのある若々しい手肌を目指しましょう。

また、爪も年齢の影響を受けやすいパーツ。爪の水分が失われ、その結果、爪に線が入る、二枚爪になり割れる、黄ばむなどトラブルが現れがちになります。
ハンドクリームを指先までしっかり塗ること、その上でネイルオイルやネイルバームなど爪用のアイテムを使って保護することも大切です。


ハンドケアを習慣化して指先まで美しい人に

いかがでしたか。日々の保湿ケアを心掛け、日常生活の細やかな点に気を配ることで、手の乾燥・手荒れを防ぐことができます。
秋冬は特に手の乾燥を感じやすい季節のため、今回の記事を参考に、年齢を感じさせない美しくたおやかな手を目指してみてください。

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