顔の毛穴に詰まった白いポツポツやぶつぶつした黒ずみが気になる方は、男女を問わず多いのではないでしょうか?
白いポツポツの正体は、毛穴の中で古くなった角質と皮脂とが混じり合ってできた角栓です。そして、角栓が酸化することで黒ずみに変化します。
毛穴悩みの元凶である角栓は、なぜ毛穴にできて、詰まってしまうのでしょうか?
今回は毛穴に角栓ができる原因と効果的なスキンケア対策、おすすめ化粧品をご紹介します。
目次
毛穴の角栓詰まりの原因とは?
毛穴に角栓が詰まるのは、お肌のターンオーバーの乱れが原因です。本来ターンオーバーで排出されるべき古い角質がお肌に残ったままになると、毛穴の出口を塞いだり毛穴に残ったままになってしまったりします。この古い角質が皮脂や汚れと混ざり合うと、かたい塊の「角栓」になり毛穴の詰まりが生じます。
原因はターンオーバーの乱れ
角栓の原因となる肌のターンオーバーの乱れは、加齢や肌あれなどが原因で起こります。
ターンオーバーとは、お肌の細胞が新しく生まれ変わる新陳代謝のことを言います。
新しいお肌の細胞が作られると、それが上へと押し上げられ、肌の表面に出てきます。そして最終的には垢や古い角質として剥がれ落ちます。
20歳くらいの健康で若い肌は約28日の周期でターンオーバーが行われますが、年齢を重ねると速度が遅くなって40代では約40日かかってしまいます。ターンオーバーが遅くなると古い角質がお肌に残ったままになり、皮脂と混ざり合って角栓ができやすくなります。
白いポツポツ・黒いぶつぶつの違い
角栓の状態は毛穴に詰まって白くポツポツと浮き上がったものもあれば、ぶつぶつとした黒ずみに見えている場合もあります。どちらも角質と皮脂や汚れが混ざってできた角栓です。角栓は元々白っぽい色をしていますが、毛穴に長時間留まることで酸化され、黒ずみ毛穴へと変化していきます。
毛穴が大きいと角栓も目立つ
毛穴の大きさも、角栓が詰まり目立ちやすくなる原因のひとつです。角栓が目立ちやすいのは鼻や小鼻の脇で、顔のなかで毛穴の数が多く皮脂分泌も盛んな部分です。皮脂分泌量が多いと、毛穴は開きやすくなります。毛穴の大きさは遺伝的な肌質のほかに、脂っこい食生活や睡眠不足などのライフスタイルも影響しています。
間違ったスキンケアも毛穴にダメージを与えて、角栓を詰まりやすくしてしまいます。はがすパックを頻繁に使う、ピンセットや綿棒などで角栓を無理に押し出す、といったケアで角栓を処理しようとすると、かえって毛穴が開いて角栓が詰まりやすくなったり、肌トラブルの原因になったりすることがあります。
毛穴の角栓詰まりをケアするクレンジング・洗顔
毛穴の角栓詰まりのケア方法は、クレンジングと洗顔がポイントです。
クレンジングや洗顔後にメイクの汚れがお肌に残っていると、角質や皮脂と混ざり合って角栓の原因となります。とくにお肌にぴたっと密着するプライマーやリキッドファンデーションは油性成分が多く含まれており、お肌に残りやすいため、クレンジングや洗顔料でしっかりと汚れを取り除く必要があります。そのため、どんなアイテムを使うかがとても重要です。
オイル成分でなじませて落とすケア
毛穴の角栓ケアにおすすめのアイテムは、クレンジングオイルやクレンジングバームといったオイルタイプのスキンケアアイテムです。オイルは油性成分の汚れとなじみやすいため、プライマーやリキッドファンデーション等のメイク汚れをすっと落とすことができ、また皮脂を含んでできた角栓を取り除くのに効果的です。
おすすめアイテム①<オイルクレンジング>
ララヴィ クレンジングバームは肌にのせると体温でとろけてオイル状になる、バーム状クレンジングです。
汚れを浮かせるオイルと汚れを絡めて取るオイルを組み合わせた”“クリアオフオイル”が、オイルのぬるつきを残さずすっきりと洗い上げます。ボタニカル美容オイル配合で、洗顔後のうるおいもしっかりキープします。
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Lala Vie クレンジングバーム
毛穴汚れをすっきり落として、透明感のある素肌に導きます。
<毛穴ケアにおすすめのクレンジング方法>
毛穴の角栓ケアをする際には、スチームや蒸しタオルで肌をやわらかくしてからクレンジングや洗顔をするのがおすすめです。
オイルクレンジングでクレンジングをする場合は、洗い流す前にきちんと乳化をすることがポイントです。乳化とは本来は混ざり合わない水と油を混ざり合わすこと。メイクにクレンジングをなじませたら、一気に洗い流すのではなく、ぬるま湯を少しずつ足して、オイルが白く変化するまでなじませましょう。小鼻を中心にくるくると円を描くようになじませるのが毛穴ケアにはおすすめです。
丁寧な乳化を行うことで、汚れをすっきりと洗い流すことができ、クレンジング後もオイルのぬめりを感じにくくなります。
毛穴ケアに大切な保湿
クレンジングと洗顔で汚れを落とした後は、しっかりと保湿することが大切です。お肌のうるおいが足りないと、過剰な皮脂の分泌を招いたり、お肌のバランスが崩れてターンオーバーの乱れを引き起こしたりして、角栓ができる原因を作ってしまいます。
化粧水だけのスキンケアでは、せっかくうるおいを与えても、すぐに水分が蒸発し、お肌の乾燥に繋がってしまいます。だからこそ、水分と油分の両方を補えるようなスキンケアを心掛けることが大切です。
オイルのエモリエント効果で角栓対策
うるおった肌を保つために、乳液やクリームでの油分のケアも取り入れましょう。
オイル成分には角層に含まれる水分が外部へ蒸発するのを防ぎ、うるおいを保つ“エモリエント効果”があります。
またお肌の柔軟効果もあり、ふっくらとやわらかな手触りのお肌に導いてくれます。
おすすめアイテム②<オイルインローション>
「オイルやクリームをお肌につけるのはどうしても苦手」という方には、オイルが配合されたローションがおすすめです。
ララヴィ オイルイン ローションはお肌のうるおいを保つベストなサイズのオイル粒を化粧水へ配合することで「水分」と「油分」が同時に角層に染み込みます。べたつきを感じずにうるおいを保てる、化粧水・美容液・乳液がひとつで叶う3in1アイテムです。
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Lala Vie オイルイン ローション
化粧水に高級ウチワサボテンオイルを配合したオイルイン ローション。美しい素肌作りに必要な「水分」と「油分」が角層に染み込み、手のひらが吸い付くようなうるおいが長時間続きます。
おすすめアイテム③<ジェルクリーム>
ジェルでお肌にみずみずしさを与え、オイルで肌のうるおいをキープするララヴィ ブライトニングジェルクリームも、べたつきが気にならずに使えるおすすめアイテムです。
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Lala Vie ブライトニング ジェル クリーム
みずみずしくなめらかなテクスチャーのジェルがお肌にすっとなじみ、うるおいを与えます。ボタニカル美容オイル配合のオイルジェルがお肌表面でヴェールを形成して角層内の水分蒸発を防ぎ、乾燥から肌を守ります。
角栓詰まりをケアしてつるつるのお肌へ
毛穴の角栓詰まりは、日ごろのスキンケアがポイントです。
汚れはしっかりと落としながらも皮脂を取りすぎずに、水分と油分を補充することで保湿されたお肌をキープしましょう。
角栓は一度ケアしたら終わり!ということはありません。
詰まりを防ぐ対策ケアを毎日のスキンケアに取り入れながら、つるつるのお肌を目指しましょう。