セルフネイルケア初心者向け。
美しい爪のためのネイルケア(甘皮処理)方法

爪の形を整えるファイリングから根本の甘皮処理まで、家で簡単に行うことができるネイルケア方法をご紹介します。

初心者向けにネイルケアを1から解説~ファイリング(形と長さを整えるケア)から甘皮処理まで~

ネイルケアが行き届いた美しい爪は、男女ともに好印象を持たれるパーツ。
反対に爪の形がボコボコしていたり、甘皮が伸び切っていたりしたら少し残念な印象を与えてしまうことも…。
ネイルサロンに行かなくても、順番とやり方を覚えれば自分で行うネイルケアでも十分美しい爪に仕上がります。
爪の形を整え、甘皮をしっかり除去することで、セルフネイルの仕上がりが格段に良くなるといううれしい効果も。

今回は爪の形を整えるファイリングから根本の甘皮処理まで、家で簡単に行うことができるネイルケア方法をご紹介します。


準備しておきたいアイテム

ネイルケアの手順を説明する前に、ネイルケアに使用するアイテムを説明します。
正しくネイルケアを行うために、安価なものでもいいのであらかじめ準備をしておくことをおすすめします。

・エメリーボード

爪の長さ、形を整えるために使用します。


・バッファー

爪表面のデコボコを整えるために使用します。


・メタルプッシャー

甘皮を押し上げるために使用します。


・ガーゼ(もしくは綿棒/コットン)

ルースキューティクル(白い薄皮)を除去する際に使用します。


・キューティクルニッパー

甘皮、ささくれをカットするために使用します。


・キューティクルリムーバー(準備が難しい場合はハンドクリームでもOK)

甘皮や爪周りの角質の処理をする際、硬くなった角質層を柔らかくするために使用します。


・ネイルオイルまたはネイルバーム

乾燥した甘皮を保湿して健やかな状態に整えるために使用します。


爪のかたち、表面のデコボコを整える(ファイリング)

まず、エメリーボードで爪のかたちを整えます。
爪に対して45度の角度で動かし、好みのかたちを作っていきます。
エメリーボードをじぐざぐ往復させると爪を傷つけてしまうため、動かす際は常に一定の方向になるよう気をつけましょう。
形が整ったらバッファーで爪表面のジグザクや縦スジを整えます。
※バッファーでの処理により爪が薄くなるため、月1回程度のお手入れでOKです。


甘皮処理を行う

甘皮処理には電動ネイルマシーンを使用する方法(ネイルサロンで主に行われている方法です)や、ウッドスティックを使用する方法がありますが、今回は手に入れやすく初心者にも扱いやすいメタルプッシャーとキューティクルニッパーを使用した甘皮処理方法をお伝えします。

1.甘皮をふやかします

甘皮周辺にキューティクルリムーバー(またはハンドクリーム)を塗り、38~40度程度のお湯をはった洗面器に10分ほど指を入れます。

2.メタルプッシャーで甘皮を押し上げます

水気を拭き取った後、もう一度キューティクルリムーバーを甘皮に塗ります。
甘皮のラインに沿ってメタルプッシャーで柔らかくなった甘皮を押し上げます。
痛いと感じるほどに力を入れすぎるのはNG。優しく押し上げていきましょう。

プッシャーで押し上げた時に白い薄皮(ルースキューティクルと呼ばれます)が浮いてきた場合は綿棒やコットン、ガーゼでこすって取り除いてください。

3.キューティクルニッパーでささくれや長い甘皮を切ります

爪周りにできたささくれや長い甘皮をキューティクルニッパーでカットします。
キューティクルニッパーは甘皮を切りすぎてしまうなど扱いがやや難しいため、メタルプッシャーでの押し上げのみで甘皮がきれいに整った場合はニッパー使用の工程は省略してもOKです。

ネイルケアをはじめて行う人にとって甘皮処理の工程が一番面倒くさそう、と思うポイントかもしれませんが、甘皮を処理することでたくさんのメリットがあります。


<甘皮処理のメリット>

甘皮は別名「爪上皮(そうじょうひ)」と呼ばれる爪の上にある柔らかい皮膚です。
甘皮には爪を保護して細菌や異物の侵入を防ぐ役割がありますが、伸びすぎてしまうとささくれの原因になります。

また爪の保湿に必要な水分や油分を奪ってしまい、爪が割れやすくなったり二枚爪になったりします。
ネイルケアの際にプッシャーやニッパーを用いて余計な甘皮を取り除くことで、爪の健康維持につながります。
また爪が長く、大きく見える、マニキュアを根本からきれいに塗ることができるなど見た目をきれいに整えることができます。


爪周りの保湿

甘皮処理が終わったらネイルオイルを使用し爪周りを保湿します。

甘皮処理後の爪は乾燥しやすくなっているため、甘皮周りにネイルオイルやネイルバームをしっかりと塗り込みましょう。うるおいを与えることで爪を保護することができます。

爪周りの保湿は、ネイルケアを行ったときだけでなく、日常的に行って欲しいケアです。
お気に入りのものを持ち歩いて、気になる時はさっとケアできるようにしておくのがおすすめです。


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ネイルケアを行い、美しい自爪を手に入れましょう

ネイルケアは基本的に2週間に1回の頻度で行うのがおすすめ。甘皮処理など、今までやったことがない方は難しそうと感じるかもしれませんが繰り返し行うことでコツがつかめてくるはず。普段からお手入れを行うことで、自爪で過ごす際も清潔感のある印象に見せることができ、セルフネイルも映える爪になります。

サロンに行かなくても、自分でできるネイルケアをマスターして、ふと手元を見たときに微笑みが溢れるような美しい爪を手に入れましょう。


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