スキンケアやメイク時にお肌に触れたとき、ごわつきを感じることはありませんか?
10代、20代の頃は柔らかく弾力のあったお肌が、年齢を重ねるにつれて、硬くなり、ごわつきが気になるという女性は多いのではないでしょうか?
お肌がごわついていると手触りが良くないだけでなく、化粧水の浸透が悪くなるように感じたり、ファンデーションのノリが悪くなったり、とさまざまな悪影響を及ぼします。
このような肌の変化が起きるのは、何が原因になっているのでしょうか?
今回は肌のごわつきが起こる原因、そしてごわつきをケアするための方法をご紹介します。
目次
肌のごわつきの原因は角質肥厚
ごわつきはお肌の表面の角質層が厚くなることが原因です。このように角質層が厚くなることを「角質肥厚(かくしつひこう)」と呼びます。
角質は体を外部刺激から守る重要な役割を担っています。新しいお肌の細胞が作られると、それが上へと押し上げられ、肌の表面にでてきます。そして最終的には垢や古い角質として剥がれ落ちます。この肌の新陳代謝はターンオーバーと呼ばれ、健やかな肌状態であれば、一定の周期で古い角質は垢となり剥がれ落ち、新たな角質が肌表面に現れます。
しかしターンオーバーが正常に行われないと、古くなった角質がいつまでもはがれずにお肌に残り、角質層が厚くなってしまいます。
これが角質肥厚と呼ばれる状態です。
古い角質の重なった角質肥厚の肌は、ごわつきを感じる手触りとなります。また、化粧水などスキンケア成分の浸透が妨げられてしまいます。
加えて、半透明の角質が重なることで徐々に透明感が失われ、くすみの原因にも繋がります。
肌のごわつきをケアするためには、不要な角質を取り除くこと、そしてターンオーバーを整え角質肥厚が起きないようにすることが大切です。
不要な角質を取り除くには?クレンジング&洗顔時のポイント
お肌にごわつきを感じるのは、不要な角質が原因であることを前章で紹介しました。そのため、まずは不要な角質を取り除くことが、なめらかなお肌を手に入れるための第一歩になります。
ごわつきの原因となる不要な角質を取り除くためには、丁寧なクレンジングと洗顔が重要になります。
まずクレンジング剤には、ミルク、クリーム、オイル、バームなどさまざまなタイプがあります。自分の好みに合ったものを使用しましょう。
クレンジングがきちんと出来ていてないと、お肌の不要な角質がとれずごわつきの原因となりますが、肌に必要なうるおいまで落としてしまうものはNG。
洗顔後につっぱりを感じるクレンジング剤を使用している場合は、アイテムの見直しをしてもいいかもしれません。
クレンジング剤を使用する際に気をつけて欲しいのは、肌をゴシゴシと擦らないこと、使用量を守ること、洗い流す際にぬるま湯を使用することです。
クレンジング時にお肌を擦ってしまうと、肌のダメージに繋がります。お肌を傷つけないようにやさしく洗うことを心がけましょう。
また、使用量は必ず守りましょう。
勿体ないからと少ない量でクレンジングを行うと、十分なクレンジング効果を得られないことや、摩擦に繋がる可能性があります。
洗い流す際は、ぬるま湯を使用することも大切です。これは熱いお湯によりお肌のうるおい成分やお肌に必要な皮脂が流れてしまうのを防ぐためです。
洗顔をする際も、基本的な注意点はクレンジング剤の使用時と変わりません。泡立てネットを使用し、ふわふわの泡で洗顔するなどして、摩擦を防いで優しく汚れを落とすことを意識しましょう。クレンジング・洗顔後は忘れずに化粧水、乳液、美容液などでお肌を保湿しましょう。
古い角質と毛穴汚れをするっと落とすクレンジングバーム
ララヴィ クレンジングバームは汚れをしっかり浮かせるオイルと、汚れをからめて取り除くオイルを組み合わせた「クリアオフオイル」を配合しており、古い角質と毛穴汚れをすっきり落とします。
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Lala Vie クレンジングバーム
汚れをしっかり浮かせるオイルと、汚れをからめて取り除くオイルを組み合わせた「クリアオフオイル」配合。 メイクと余計な皮脂をすっきり落として、透明感のある素肌に導きます。
ターンオーバーの乱れが起きる原因
お肌のごわつきの原因となる、角質肥厚には、ターンオーバーの乱れが関係していることを説明しました。
それでは、なぜターンオーバーが乱れてしまうのでしょうか。
まずはターンオーバーが乱れる原因を解説します。
1.加齢
ターンオーバーの周期は年齢を重ねるにつれて遅くなります。これは年齢を重ねることにより、全身の新陳代謝が悪くなり、新しい細胞を作り出す能力が低下していくためです。
さらに女性の場合は加齢によって女性ホルモンの一つ、エストロゲンが減少します。エストロゲンは美肌ホルモンとも呼ばれており、ターンオーバーを整える働きがあるため、不足すると、肌のターンオーバーの乱れの原因となり、お肌のごわつきに繋がります。
2.間違ったスキンケア
間違ったスキンケアもターンオーバーの乱れを引き起こす原因となります。クレンジング、洗顔をする際にお肌をゴシゴシこすると、肌が傷つけられターンオーバーサイクルに影響が出ます。また、スキンケアで十分に保湿できていない場合も、ターンオーバーのサイクルが乱れる原因となります。
3.紫外線や乾燥
外部からの刺激が原因となり、ターンオーバーのサイクルが乱れることもあります。代表的なものが、紫外線と乾燥です。
紫外線を浴びたり、乾燥状態が続いたりすると、ターンオーバーの周期が乱れ、肌のごわつきに繋がってしまいます。
4.生活習慣の乱れやライフスタイル
睡眠不足、飲酒、喫煙、ストレス、運動不足、冷えなど、生活習慣の乱れもターンオーバーの乱れに繋がります。
ターンオーバーを整え、角質肥厚を予防する方法
ごわつきをケアするには、ターンオーバーを整え角質肥厚を予防することが大切だと説明しました。そのために何をすればいいのか、具体的にご紹介をしていきます。
1.乾燥させない保湿ケア
ターンオーバーを正常な状態に保つためには、乾燥からお肌を守る保湿ケアが重要です。
毎日のスキンケアでお肌に必要な水分と油分を、ムラなくすみずみまでいきわたらせることが大切です。べたつくからと油分の配合されたアイテムを避けることはやめましょう。
お肌の水分を蒸発させないためには、適量の油分の補充が大切だからです。油分はうるおいを長時間キープする役割があるため、オイルでしっかりお肌に蓋をしましょう。
自分に合ったスキンケアアイテムが分からない、何を基準に選べばいいのか分からないという方はセラミド配合の化粧品を使用するのはいかがでしょうか。
セラミドは角質層の中で細胞同士や水分をつなぎとめる役割を担っており、セラミドが水分をしっかりと保持することで乾燥からお肌を守るため、乾燥対策におすすめの成分です。
天然ヒト型セラミド配合のクリーム
ララヴィ アドバンストリッチクリームは醤油麹から抽出される天然由来のセラミドを配合したクリーム。
天然セラミドは人間の角質層に存在するセラミドと同じ構造を持ち、お肌のバリア機能を整え、乾燥を防ぎます。
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Lala Vie アドバンスト リッチ クリーム
弾むようなハリ、高級美容オイルが生み出す自然なツヤ。パッと明るい印象の、たおやかな素肌へ導きます。
2.常に紫外線対策を行う
ターンオーバーの乱れを引き起こす紫外線からお肌を守るために、夏だけではなく、一年を通して紫外線対策を行いましょう。
曇りの日は油断しがちですが、実は晴天のときと同じくらい紫外線が降り注いでいることもあります。
日焼け止めはもちろん、日傘などを用いてしっかりと紫外線を防ぎましょう。
3.規則正しい生活を心がける
ターンオーバーの乱れには内的要因が密接に関わっているため、インナーケアも大切です。
毎日の生活で気をつけるのが、決まった時間に睡眠を取ること、体を温め、冷えを防ぐための入浴を行うことなどです。
また過度な飲酒・喫煙は避けましょう。
ストレスを貯めすぎないようにすることも大切です。ストレスは神経の働きやホルモンバランスなどに影響を及ぼします。ストレスをためすぎないようにするには、3つのRを意識しましょう。
3つのRとは、Rest=休息、Recreation=趣味や娯楽、Relax=リラクセーションを意味します。
十分に体を休め(Rest)、スポーツや楽器演奏など好きなことに取り組み(Recreation)、アロマテラピーやヨガを嗜むなど(Relax)、心安らぐ時間を作りましょう。
4.運動習慣をつける
運動をすることで血行が促進されお肌のターンオーバーも正常に働きはじめます。
運動の習慣が全くない方は、まずはちょっとしたウォーキングから始めてみるのはいかがでしょうか?
通勤時に一駅分歩いてみる、などでも立派なウォーキングになります。
お風呂上がりのストレッチなども血行促進と適度な運動の両方を行うことができ、おすすめです。
お肌のごわつきを防いで、やわらかな素肌に
今回はお肌のごわつきの原因と予防につながるスキンケアと生活習慣についてご紹介しました。
ご紹介したことを参考に、ずっと触っていたくなるようなやわらかく、なめらかな素肌を手に入れましょう。