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顔や体のハリが失われる原因
柔らかな質感で、みずみずしく、ハリのある肌になりたいですよね。
子供の頃に比べると、大人になるにつれて顔も体も徐々にハリが失われていきます。
今回はハリ不足でお悩みのあなたに、体の内側と外側からハリを与える方法や、体を動かしてハリ低下を防ぐ方法をご紹介します。
そもそもお肌のハリって何?
お肌は表皮と真皮と皮下組織の3層に分かれています。その中で、真皮はスプリングのようにお肌の弾力=ハリを保つ重要な役割を持っています。
そして真皮は3つの成分から構成されています。
「コラーゲン」でできている「膠原線維」
太く丈夫な線維で、水分を抱えながら皮膚のハリを支えています。
40代以降はコラーゲンが激減し、加齢とともに硬くなっていきます。
「エラスチン」でできている「弾力線維」
コラーゲンとコラーゲンの間に絡み合い、皮膚の弾力性を保っています。
ヒアルロン酸などからできている「基質」
ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸などの成分で、水分を保持しながら、膠原線維や弾力線維の間を満たしています。
しかし年齢を重ねることによるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などの産生機能の低下や、紫外線などによってお肌が傷つきコラーゲンやエラスチンがダメージを受けることで、ハリが失われていきます。
ではどのようにすれば、顔や体にハリを取り戻すことができるのでしょうか?
体の内側と外側からハリのあるお肌へ導く方法をご紹介します。
ハリ感をアップさせるには?
まずは体の内側と外側から、ハリを与えるための方法をご紹介します。
<食べ物で体の内側からハリを与える方法>
コラーゲン・エラスチンの元となり、お肌をつくる栄養素であるたんぱく質をとると効果的です。
納豆やヨーグルトを朝食に、お昼や夜に赤身のお肉や魚料理を取り入れると、無理せず摂取できます。
脂質が気になる方は、蒸す・茹でるなど、調理方法を少し工夫してみてください。
その他にもストレスや睡眠不足で増加し、たるみの原因となる活性酸素を抑え、たんぱく質の生成を促すビタミンCも効果的です。
柑橘類や緑黄色野菜に豊富に含まれていますが、熱に弱いのであまり加熱せずに調理をするのがおすすめです。
サプリメントで摂取しても問題ありませんが、ぜひ食事に取り入れてみてください。
またコラーゲンやエラスチンを結びつけ、血管や髪、骨などにも含まれるシリカ(ケイ素)を含む海藻類や玄米もおすすめです。
<スキンケアで体の外側からお肌にハリを与える方法>
乾燥が原因でうるおい不足となりお肌がごわつき、ハリ感がないと感じることはありませんか?
毎日のスキンケアで、お肌のうるおいバランスを担う「油分」と「水分」をしっかり与えて保湿すると、ハリ肌へと導かれます。
また紫外線対策も重要です。紫外線の中でも「UV-A」は真皮まで到達し、ハリの元となるコラーゲン線維やエラスチン線維を壊し、たるみに繋がります。
そのため日焼け止めはもちろん、帽子をかぶる・日傘をさすなどできるだけ紫外線を浴びないようにすることが大切です。
最後に、ボディケアの大切さについて説明します。
ボディケアは毎日欠かさず行っていますか?
スキンケアは毎日しているけれど、ボディケアまで行き届いていない方もいるのではないでしょうか?
体も顔と同じで保湿をしないとハリ感がなくなり、さらに体は衣服で擦れて傷つきやすい部分でもあります。
そのためお肌を傷つけないように柔らかく伸びの良いテクスチャーのボディクリームで、体も優しく毎日保湿ケアをすることで、ハリのあるお肌へと導くことができます。
ハリ不足が気になる方におすすめのボディクリーム
ララヴィボディクリームは自然由来の美容成分を豊富につめこみ、保湿はもちろん、ハリ不足、乾燥によるくすみなどボディのお肌悩みにもアプローチします。
Lala Vie[ララヴィ]ボディクリーム
ハリ不足などのボディのお肌悩みにもアプローチするエイジングケア※ボディクリーム。※年齢に応じたケア
次は顔や体を動かして、ハリを与える方法をご紹介します。
軽く体と顔を動かすと◯
表情筋をほぐして顔のたるみ改善
ハリが低下すると“たるみ”に。その中でも顔は表情筋がハリ感アップに繋がるキーポイントとなります。
表情筋が最も動く表情=笑顔を作り、口角を上げることを意識し、筋肉のコリをほぐしましょう。
しかしお肌や室内が乾燥している時に、表情筋を鍛えようと笑顔で顔のストレッチをすると、シワができやすくなります。
スキンケアをしてお肌にうるおいを与えながらや、湿度の高いお風呂の中でするのがおすすめです。
日常生活に簡単な運動を取り入れ、ハリのある体に
「ジョギングやウォーキングをする時間がない」という方は、日常生活に簡単な運動=ストレッチを取り入れてみませんか?
スマホやパソコン作業で猫背やうつむき加減になることが多いと、体の歪みだけでなく血行の流れが悪くなり、たるみに繋がります。
そこで椅子に座り体幹を鍛える簡単ストレッチをご紹介します。
簡単にできる体幹ストレッチ
1.椅子に浅く座り、関節を曲げないように両手を伸ばし頭上に上げながら、背もたれに体重をかけて反ります。
2.両手をだらんと下ろして力を抜き、背もたれに背中が当たるように腰かけて、10秒間座ります。
この時、猫背にならないように注意してください。
3.体を前に倒して足先まで手も下ろし力を抜き、ゆっくり上体を起こし、リラックスして10秒間座ったままキープします。
1~3までを深呼吸しながら3回繰り返してください。
体幹が整うことで、脚やお尻などのたるみの引き締めに繋がります。
またこのストレッチにプラスし、日常的に背筋を伸ばして顎を引いて座るのもハリ感アップに効果的です。
最後に
いかがでしたか?
今回はお肌にハリを与えるための、体の内側と外側からハリ感を与える方法と、顔の筋肉と背筋を意識したストレッチをご紹介しました。
どれも日常生活に取り入れやすい簡単な方法なので、ぜひ今日から顔も体もハリであふれる肌を目指して実践してみてくださいね。