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メイクでも隠しきれない、お肌の赤み。どうすればいい?
お肌全体に赤みがある、頬や額など一部だけ赤みがあるなど、お顔の赤みが気になる女性は多いのではないでしょうか?
赤みがあるとお肌が荒れて見えてしまい、メイクで隠そうとすると白浮きしてしまうなど、悩みは尽きませんよね。季節の変わり目にお肌トラブルが出て赤くなってしまうという方や赤みに悩んでいる男性の声もよく耳にします。
今回はお肌に赤みを帯びてしまう原因と、そのケア方法についてお伝えします。
赤ら顔は乾燥によるバリア機能低下が原因
まず、お肌の赤みはなぜ生じてしまうのでしょうか?
お肌の赤みはさまざまな原因で発生しますが「バリア機能」が大きく関わっていると言われています。
お肌の最も外側にある角層は厚さ0.02mm程度の薄さですが、乾燥や紫外線などの外部刺激からお肌を守り、内側からの水分の蒸発を防ぐバリア機能を果たしています。
このバリア機能のおかげで私達のお肌は色々な刺激を受けながらも炎症を起こすことなく、健やかな状態を保つことができるのです。
このバリア機能がきちんと働かなくなると、外部刺激からお肌を守ることができず炎症を起こし、毛細血管の拡張・充血によりお肌の赤みに繋がります。
乾燥肌の方はその他の肌タイプ(普通肌・脂性肌・混合肌)よりもバリア機能の働きが弱く、炎症が出やすいためお肌に赤みが出やすいと言われています。
自分の肌タイプが気になる方はこちらの記事もチェックしてみてください。
肌タイプをセルフチェック
ご自身の肌タイプが気になる方はこちらから、肌タイプのセルフチェック方法をご覧いただけます。
バリア機能を正常に保つためには? スキンケアのポイントをご紹介
お肌のバリア機能の低下がお肌の赤みの原因の一つであることを前章(赤ら顔は乾燥によるバリア機能低下が原因)にてご紹介しました。では、バリア機能を正常に保つためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか?
まずは、日々のスキンケアで気をつけるべきポイントをご紹介します。
お肌への刺激を避ける
まず、クレンジング・洗顔時にはゴシゴシ擦らないように注意が必要です。
わずか0.02mmしかない角層はとてもデリケートなため、ゴシゴシ擦る、タオルで乱雑に拭き取るなど刺激を与えることで角層がダメージを受けます。ダメージを受けた角層はバリア機能が衰え、その結果、乾燥や肌の赤みへと繋がります。
化粧水を使用する際にコットンを使用している方はパッティングの強さにも気をつけましょう。パンパン音がするほど叩くことも角層がダメージを負い炎症を起こす原因となります。コットン全体がひたひたになるまで化粧水を含ませ、優しくすみずみまで丁寧に馴染ませることを心掛けましょう。
手を使う場合も同様に、肌に圧をかけるような付け方はNG。力を入れずに馴染ませ、最後にハンドプレスを行うことで保湿成分をお肌にやさしく馴染ませるような保湿ケアをしましょう。
洗顔・入浴後はすぐに保湿を行う
お肌への刺激を避けるとともに、肌にうるおいを与えることも大切です。
洗顔・入浴後のお肌は水分量がどんどん減少するため、素早く保湿ケアを行いましょう。化粧水で乾燥したお肌に水分を与えるだけでなく、乳液やクリームなど油分の入ったアイテムを重ね付けするケアをすることで水分の蒸発を防ぎ、油分でうるおいを閉じ込めてください。
また、プラスワンのスペシャルケアとしてフェイスパック(フェイスマスク)を使用し、お肌にうるおいを補給しましょう。
紫外線対策
紫外線はシミ・そばかすの原因となるだけでなく、赤みの原因となるお肌の乾燥にも繋がります。紫外線を浴びて角層の水分が奪われることで、お肌のバリア機能が低下してしまうのです。
そのため、年間を通して紫外線対策に取り組むようにしましょう。汗をかいてしまった場合や時間が経ったらこまめに塗り直しを。夏には日焼け止めだけでなく、帽子や日傘などを活用し強い紫外線からお肌を守りましょう。
乾燥対策におすすめ、ララヴィのスキンケアシリーズ
お肌の赤みにはバリア機能が大きく関わっていることを紹介しました。
これまでご説明したように【お肌への刺激を防ぐ】【丁寧な保湿を行う】【紫外線対策】
この3つがお肌を健やかに保つためのポイントです。
ララヴィのスキンケアシリーズは、
・お肌への摩擦を防ぐとともに、毛穴汚れにもしっかりアプローチできるクレンジングバーム
・お肌に必要な水分と油分を補うオイルイン ローション
・オイルのヴェールをお肌表面に形成して外部刺激からお肌を守るシフォンクリーム
で、美しくたおやかな素肌へ導きます。
「まずは試してみたい」という方には1週間お使いいただける、トライアルセットがおすすめです。
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赤みを予防する生活習慣のポイント
スキンケアでの心掛けと合わせて、お肌の赤みを防ぐための生活習慣の改善ポイントをご紹介します。
熱い湯、長時間の入浴、ゴシゴシ洗いに気をつける
疲れたときに気持ちいい入浴ですが、湯船の温度、つかる時間には気をつけましょう。
お湯の温度が高すぎると、お肌の皮脂膜が取り除かれ水分が奪われてしまい、肌の乾燥、バリア機能の低下を引きおこし、その結果、お肌の赤みへとつながる可能性があります。
湯船の温度は38度~40度程度に設定し、20分以内の短めの入浴がおすすめです。お風呂上がりにかゆみや炎症が出る方は肌が特に乾燥しているサイン。
失った皮脂と水分を補うため、スキンケア、ボディケアをしっかり行いましょう。
スキンケアのポイントでも紹介したように、お肌への強い摩擦は炎症、赤みに繋がるため、体を洗うときも柔らかいボディウォッシャーを使用するのがおすすめです。
※入浴後の湿疹やヒリヒリ感やかゆみが強い、ひどい炎症を起こす場合は皮膚科医へのご相談をおすすめします。
冷房・暖房がお肌に直接当たらないように
熱い夏や寒い冬の必需品となる冷房や暖房ですが、エアコンを付けた空間で長時間過ごすことは肌トラブルへと繋がります。
風が常に当たることで肌表面の乾燥が進み、バリア機能の低下、肌の赤みにつながります。
風量や風向きを調節することで肌に直接風が当たらないように注意しましょう。冷暖房を使用している部屋は空気も乾燥しがちです。空気が乾燥すると肌から水分が失われやすく、お肌を守るバリア機能の低下にも影響を及ぼします。
空気の乾燥による肌トラブルから肌を守るために、オフィスでは携帯用加湿器を使用したり自宅では濡れタオルを干したりするなど、空気が乾燥しない工夫も大切です。
食生活の改善
肌の赤みの原因となるバリア機能を正常に保つためには、バランスの良い食生活を送ることも大切です。
肉や魚、卵、大豆製品、野菜、果物などをバランス良く取り、健やかな肌を目指しましょう。
気持ちいい寝具で良質な睡眠を
肌の赤み予防のためには、良質な睡眠を取ることも大切です。お肌のターンオーバーは睡眠中に活発化するため、寝不足に注意するとともに、睡眠の質にも気を配りましょう。
マットレスや枕などは自分にフィットするものを選ぶことで良質な睡眠に繋がります。
汚れた寝具は、肌荒れやかゆみなど炎症に繋がるため、枕カバーなどは定期的に取替えるよう心掛けるのがおすすめです。
お肌の赤み対策 まとめ
いかがでしたか。今回はお肌の赤みの原因とケア方法について説明をさせていただきました。赤みを消すレーザー治療などもありますが、まずは日々の生活の中で工夫を行うことで、すこやかなお肌を目指すのはいかがでしょうか?
小さな工夫を日々積み重ねていくことで、お肌の赤み対策へと繋がります。またバリア機能を正常に保つことで、お肌の炎症、かゆみ、ニキビ、毛穴の黒ずみなどの他の肌トラブルの予防にも繋がります。
今回の記事を参考に、是非、実践してみてくださいね。