唇のくすみを改善したい!
口元がくすんでしまう原因と対策をご紹介

唇のくすみは、顔全体をくすんで見せ、老けて見える要因となってしまいます。唇のくすみを招くNG習慣とおすすめのケア方法をご紹介します。

くすみは老け顔に見えてしまう

口紅を一切塗っていない状態では、唇のくすみが気になるから外出したくない…そんな悩みはありませんか?
唇のくすみが全く気にならないという方は、おそらくアラサー以降の女性なら特に少ないのではないでしょうか。
横からなど角度を変えて唇を観察すると、唇全体がくすんでいるのではなく口角やふちなど部分的なくすみが気になる場合が多々あります。
そういった唇のくすみは日々の生活の中で少しずつ起こるだけに、その変化に自分では気がつきにくい傾向にあります。
その結果、唇のくすみをどんどん蓄積させてしまうのです。

唇のくすみは顔全体をくすませて見せ、実年齢よりも老けて見える要因になることもあります。
また、唇は男性から注目されているパーツでもあります。
そのため唇のくすみは顔のくすみ同様放置せず、日頃からしっかりとケアすることが大切です。

悩みがある場合にはまずその原因や理由を知ると解消法や改善法対策方法が見えてきます。
唇のくすみはなぜ起きてしまうのでしょうか。
唇のくすみをとるケアする方法を知るためにも原因について詳しく解説します。


乾燥

唇は角質層が薄く、汗腺や皮脂腺がほとんどないことから皮脂膜が形成されることがほぼないといわれる特殊な構造です。
そのため唇は乾燥しやすく、外的刺激を受けやすいデリケートなパーツでもあります。
唇が乾燥すると、唇の透明感が失われて唇のくすみを引き起こすことがあります。


紫外線による日焼け or 紫外線による影響

顔やボディの紫外線対策は万全に行なっていても、唇の紫外線対策まではしていないという方が多いようです。
しかし、唇も肌と同様に紫外線によるダメージを受けており、日焼けによって唇にも紫外線は日々降り注いでいて唇のくすみを引き起こす要因となります。


血行不良

唇は肌より血管の占有面積が大きいために血液の色が反映されやすいパーツです。
それだけに血行が悪いと唇のくすみとなって現れることになります。


摩擦

飲食の時やメイクを落とす時など、知らず知らずのうちに唇を擦りがちです。
唇はデリケートなパーツなだけに摩擦が原因で唇のくすみを引き起こすこともあります。


くすみケアの方法

唇のくすみは、どのようなケアを行えばいいのでしょうか。
唇の透明感を取り戻すためには日頃のNG習慣を見直しつつ、正しいケアを継続して行うことが大切です。


保湿する

乾燥から唇を守るためにはしっかりと保湿することが大切です。リップクリームやリップオイル、リップ用美容液でのケアを習慣にしましょう。乾燥が気になった時だけリップケアを行なっても唇の保湿対策は十分ではありません。飲食後やメイク前、就寝前などこまめな塗り直しを心がけましょう。

また、使用するリップクリームなどのケアアイテムも保湿力の高いものを選ぶことが大切です。セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が多く配合されているものを選びましょう。実際に使用してみて自分の唇との相性を確認することも必要です。

場合によってはテクスチャーなどの使用感や保湿力によって使い分けを行いましょう。
例えばメイク前には口紅などのノリを良くしつつ、ヨレを防ぐためにフィット感があってベタつかないものを選ぶ、就寝前なら濃厚なテクスチャーでしっかりと唇にうるおいを与えてくれるものを選ぶ、といったようにです。
リップケア商品を使い分けることで快適に保湿できるだけでなく、唇のコンディションも保ちやすくなります。


乾燥・かさつきのケアにおすすめのこんなアイテムも

唇の乾燥・かさつきケアにおすすめなのが、ララヴィのリップエッセンスオイルです。
ボタニカル美容オイル配合だから、唇の上でなめらかなオイルヴェールが形成され長時間うるおい唇をキープすることができます。


クレンジングは優しくしっかりと行う

帰宅後は口紅などのリップをしっかりと落とすことを習慣にしましょう。ティントなど落ちにくいリップを使った時にはポイントメイクアップリムーバーで丁寧に落とすことも重要です。

とはいえ摩擦は、唇のくすみを招く要因となるので厳禁です。コットンにたっぷりとポイントメイクアップリムーバーを含ませて唇に少し置き、メイクとなじませてから擦らずに優しく拭き取りましょう。

また、使用するポイントメイクアップリムーバーやクレンジングは洗浄力が高すぎるものを避けることも大切です。なぜならそれらを使用することで唇の乾燥を招き、唇のくすみを引き起こすことも考えられるからです。


唇にも紫外線対策を行う

口紅やリップクリームを塗っているとそれで唇の紫外線対策ができているように錯覚しがちですが、紫外線防止効果がないものを使用しているなら紫外線対策にはなりません。

そのため使用するリップクリームやリップベースなどは紫外線防止効果のある商品を選びましょう。
その上で口紅などのメイクアイテムでも紫外線防止効果のあるものを選ぶことで、より紫外線への防止効果が期待できます。


唇のくすみを招くNG習慣を見直す

このほか、唇のくすみを招くNG習慣を見直すことも大切です。唇が乾燥すると、つい舐めてしまう癖を持つ方は多いのではないでしょうか。
しかし、この癖は一時的に潤ったように感じても唾液とともに唇の水分が蒸発してしまい余計に唇の乾燥を招くことに繋がります。
その結果、唇のくすみを引き起こす可能性があるので、唇を舐める癖がある方は今すぐにやめましょう。

クレンジング時の摩擦にも注意しなければいけないことはすでにお話ししましたが、唇をつい触ってしまう癖がある方も要注意です。知らず知らずのうちに摩擦を与えて唇のくすみを招くことに繋がります。これも今すぐにやめましょう。


不要な角質を落とす

唇のターンオーバーは肌のそれより4倍ほど早いと言われています。
それだけにしっかりとケアを行えば、比較的スピーディにケア効果を実感できる見込みがあります。
そのためにはリップ専用のスクラブ剤などを使用して不要な角質を取り除くケアを取り入れるのもおすすめです。
ただし、唇のコンディションが悪い時などスクラブ剤が刺激となることもあります。
スクラブ剤の使用は唇のコンディションが良い時に限り、唇を擦らないように優しい力加減で行うことが大切です。


くすみをカバーするメイク

丁寧なケアを行なっても、残念ながらすぐにくすみのない唇が手に入るわけではありません。
そのためコツコツとケアを続けていきながら、唇のくすみをカバーするようなリップメイクを行うのがおすすめです。

くすみをカバーするメイクのコツは、以下の通りです。

リップは発色良く鮮やかなものを選ぶ

唇のくすみをカバーするには、口紅などのリップの色選びも重要となります。
発色がよく、オレンジや赤などの鮮やかな色のリップを選べばくすみをカバーできます。
逆に、透け感のある発色や淡い色のリップだと唇のくすみをカバーしにくく、せっかくのリップの仕上がりを損ねてしまう可能性があります。できれば購入前にリップの発色を確かめておきましょう。
唇のくすみをカバーして唇を美しく見せるようなリップが販売されています。
ぜひチェックしてみてください。


ツヤのあるリップを選ぶ

リップの質感も唇のくすみをカバーするひとつの要素となります。
というのも、ツヤのあるリップを選ぶと光を味方につけて唇のくすみをカモフラージュできるからです。
マットな質感のリップを使いたい時にはグロスをサッと重ねることで、くすみをカバーすることができ、おすすめです。


コンシーラーを使う

気になる唇のくすみは、あらかじめコンシーラーでカバーしておくのもおすすめです。
特に唇の横など外側に近い部分はくすみやすい部分です。
黒いくすみを覆い隠すようにしてコンシーラーを塗りましょう。
唇全体のトーンを合わせるためにコンシーラーで唇全体を塗ってからリップを塗ると、自然な色に発色させる効果もあります。
使用するコンシーラーは保湿力の高いものでヨレに強いストレッチ力に優れたものを選ぶのがポイントになります。唇だけでなく、その周りもくすんでいる場合はその部分にもコンシーラーを使用しましょう。


リップライナーを使う

唇のくすみはあらかじめリップライナーでカバーしてからリップを塗ると、唇のくすみを感じさせずリップの仕上がりも美しくなります。
素の唇の色とかけ離れた色のリップライナーを唇のくすみが気になる唇のふちや口角にだけ使うと、飲食後に部分的にリップライナーが残って悪目立ちすることがありますので使用する自然な唇に仕上がるリップライナーを選択しましょう。
また唇全体をリップライナーで塗りつぶしてからリップを塗るのもおすすめです。
それを避けたいなら、唇全体をリップライナーで塗りつぶしてからリップを塗るか、使用するリップライナーを素の唇の色に近いものを選ぶのがおすすめです。


唇のくすみをケアして若々しい口元をキープするために 

今回は、唇のくすみの原因とケア方法、メイクで唇のくすみをカバーする方法をご紹介しました。
唇のくすみは、顔全体をくすんで見せ、老けて見える要因となってしまいます。
そのため唇のくすみを招くNG習慣を見直しながら、唇のケアをしっかりと行うことが大切です。
唇のくすみの深刻度によっては美容皮膚科や皮膚科での治療で改善や解消を目指すのもひとつです。

また、そういったケアと並行して、メイクで唇のくすみをカバーしましょう。
唇の透明感を取り戻して、毎日のリップメイクを楽しんでくださいね。


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